年内に投稿しておきたい。すぐ忘れるから。

繁忙期だった12月を乗り切ったら、もう年を越す手前まで来ていた。新しい年を迎える前に、2020年のことを少しでもいいから文章にしておきたい。忘れる速度が年々増している。忘れる前に記録せな~~~~

 

確か今年に入ってからだと思うが、今まで「別に経験・体験しなくていいか、興味ないし」と思っているものを思いついたときに実際に経験してみようと決めた。いつもの自分がする選択肢の逆を選ぶのは案外楽しいし、やはり実際にやっているかいないかの違いは大きい。

まずUberEats体験。頼みたいものがなかったのでとりあえず近くのスターバックスから飲み物とスナック類を注文。へ~~こうやって運んでいる人の現在地が把握できるんだねえ、家に近づいてくる~~とひとしきり夫と盛り上がった。新しいもの好きなミーのハー太郎なので割と楽しんだ。注文して到着まで30分くらい。

この日は雨が降っていたので、外に出ずにスタバとか便利ですね、こりゃ皆さん使いますわな。と思いながら届いたドリンクを飲んだが、美味しくなくて驚いた。同じスタバでも店舗で自分で注文して飲むのと、UberEatsで注文してと届いたものを飲むので味が違う。いや味は一緒なんだけれど、美味しくない。ぬるいとかそういう物理的なことが原因で美味しくないわけではない。頼んだミルクティーはしっかり温かかった。

私はお店で注文する時のあの薄茶色のメニューを見て、ん~~と言いながら悩む時間を楽しんで、ちょっとしたコミュニケーションを挟みながら店員さんから手渡しで受け取ってお店で飲むという一連の流れを商品にオートマチックに付加した上で、あの金額で納得していたのかもしれない。今までも飲食の場では空間を買っているという意識はあった。けどスタバでも感じるもんなんだなーと単純にびっくりした。

これは面白い発見で、良い空間を作るお店にはジャンジャンお金を出していきたいと思うようになった。やはり空間づくりにはお金かかりますよね。空間デザイナーっていう職業があるくらいだもの。そりゃ大事ですわい。

 

あと直近での初体験はパチンコ。パチンコはマジで何が楽しいのかわからん人間だったけれど、体験してより疑問符が増えただけだった。使ったのは千円だけだったけどものすごい勢いで千円が消えていった。滞在時間5分。

真ん中の穴に玉が入るように右手を固定して、玉が穴に入るかなーって眺めるだけでこれ本当何が楽しいのだろう。手は疲れるし、店内の音はうるさくて、私には辛い場所であった。

ここで学んだのは、パチンコは現実逃避の場所であること。やっている間は無心になれる気がした。とにかく脳は空っぽになるのでストレスがかからない。強制的に脳が休まる感じがした。

ここからは憶測にすぎないけれど、パチンコに没頭する人は現実世界で相当なストレスを抱えているのではないだろうか。ものすごく不毛なんだけれど、その不毛さが非現実的で、逃げ場になっているのかな。夫の父母がそれぞれにパチンコに通っていた時期があるらしく、上記の話をしたら、父も母も相当なストレスがあったと思う、だから納得がいくと言っていた。

こんな感じで少しずつ未体験のものをクリアしていってる。次はラーメン二郎を体験してみたいと思う。楽しみだ。

12月になっているね

働き出してから、時間がたつのが早すぎる。爆速だ。早くも無職に戻りたいが生活するには金が必要だ。悲しい。とても悲しい。。

毎日働きたくないとつぶやきながらストレスを買い物で発散している。買い物っていうもんは、昔からド定番のストレス解消法ですね。気持ちが良い。

最近買ったのはGooglePixel 4aです。長らくiPhoneユーザーだったけど別にAppleラバーでもないので抵抗なく替えられた。Andoroidはまだ慣れないが、動きはスーパーヌルヌル(むしろ動きすぎて若干戸惑っている)だし、サイズも大きすぎず丁度良く、カメラの性能もよさそうなので概ね満足である。というかもう正直言ってしまって私にとってAppleはもはやカッコよくないものと思ってしまっていたので、持っているのが辛かった。Goolgleのサービスにとてもお世話になっているし、替えたことはやはり自然な流れだったと思う。

あとは細々としたもの。ギャルリーヴィーのワンピース買ったり、Championのパーカーを買った。

 

昨日は久しぶりに髪を切りに行けたので気分は上々。冬はニットの季節なのでいつもよりさらに短いショートヘアにしてもらった。猫っ毛だったらジーン・セバーグみたいなセシルカットも似合ったのにねえと言われたので、自分の毛量の多さを恨んだ。

私は母に似て髪質は硬くてくせ毛だし毛量は柴犬並みに多い。10代のころは梅雨の季節にとても苦労した。今ようやく落ち着いてきたのだけれどそれでもまだ多い。まあでもこれから年を取ったときに他の人より後退は遅くなるのだから、お婆さんになったときに私が一番輝く時が来る、と思うことにした。そんな髪が多い私でも毎回イケてる髪型にしてくれるHさんには感謝したい。

 

電車に乗っている間に遠藤周作の海と毒薬を読んだ。久しぶりに遠藤周作の文章を読んだけど、これは元気があるときに読まないと気力を吸い取られてしまうなと思う。遠藤周作作品は確か初めて読んだのは高校に入るくらい、15,16歳だったはずだけれど当時は何とも思わなかった。エネルギーがあったのだなあ。今は読みながらやばいな、これめちゃくちゃ疲れる、、と思いながら魅力に引き込まれてあっという間に読み終わってしまった。

この海と毒薬は義父の蔵書の1つでなんで遠藤周作?と思っていたけれど舞台が福岡だからか、と分かった。義父というか夫も九州出身だ。これを読んで何を考えたのかなあ、今更ながら色々と話してみたかったと思って胸が締め付けられる。もういない人としたかったことが頭によぎると苦しくなる。

 

 

 

 

新しい寝具と蔵書

新しい敷布団が届いてたので、さっそく使いだした。

マットレスが苦手なので、厚さのある敷布団がだめになったら買い替えるようにしている。今回は大東寝具の4層敷布団にした。横向きに寝ているときにかかっていた肩と首への負担が激減した。今まで枕が原因だと思っていたのに敷布団だった。

 

その敷布団が届いた日、義父の所蔵本も届いた。段ボール10箱分。夫側の家族が捨てるというので慌てて送ってくれと頼んだものである。

すべてを貰い受けることは我が家の本棚スペースを考えると不可能なので、仕分けをしている。ほとんどが歴史小説だと前から聞いていて、確かに8割は歴史小説だったけれど、時折サガンとかカミュ、太宰が紛れていた。私と少し趣味が似ていたので素直に驚いてしまった。

よくよく考えると、私が思う義父はすごくリアリストな人で、でもどこかロマンチストの気配があった。本のラインナップにもそんな義父らしさが出ていて、成程なあと納得した。

本は持ち主の心が垣間見えるので、少しだけ申し訳ない気分になった。

 

商品の値段

柴犬を3匹見かけた。今日はとても良い日であった。

明日から雨が続くらしいので食料の買い出しに方々へ。

近隣のスーパーでは地域の農家の方が育てた野菜が売っていて、その中にいつもルッコラが売られている。破格の値段なので日常遣いに大変重宝している。

ルッコラなんて洒落ている野菜、ふつうは置いていない。栄養価が高いし味も美味しいから私が大好きな野菜だ。本当に感謝している。どうか作り続けてほしい。

 

玄米もまとめて買っておいた。水曜日は10%割引で買える。

玄米は精米された白米より高い。精米という手間をかけていないのに高い。意味が分からん、と思うけれど世の中は精米された米が圧倒的にメインストリームなので、精米をしない玄米は逆に手間がかかっているのだ。

玄米を精米すると食物繊維もビタミンも減る。この減った分の栄養を取り戻すための手間賃と思うことにする。納得はいかないけれど。

人は放っておくと、すぐに栄養より口の中で感じる美味しいという体験を優先してしまうので気を付けないといけない。巷で売っている食料品はそういうものが多い。

 

その後、近所にある紅茶専門店に行った。寒くなってきたのでミルクティー用の紅茶が欲しいなと思い、店員におすすめを聞いた。このお店は質問をするとこちらの好みをヒアリングした上で的確な提案をしてくれるので好きだ。

しかも誰に聞いても同じレベルの接客をしてくれる。これは本当にすごいことだ。私はわざと質問をして知識をどのくらい持っているのか確かめる嫌なタイプの人間なので、疑問に思ったことはなるべく質問をするのだけれど、どこの路面店でも百貨店でも1つの質問にただ回答するだけの接客というのがほとんどだ。

それが普通だと思う。そこに期待はしていない。だからこそ、このお店のように質の高い接客に出会った時に感動する。そして、「何か、何か買わねば、、、」という思いがあふれ出して、結果予算をオーバーして商品を購入している。

今日も何種類か試飲をしてアッサムの2ndフラッシュを買った。少し高価な茶葉だけれど良い買い物をしたと満足感でいっぱいになる。良い接客の対価を考えると安いものだ。

 

明日は今日買った茶葉でミルクティーを淹れて雨の日を静かに過ごそうと思う。

 

 

10月6日

9月末に募集をかけてた求人に応募したら、あっという間に内定が決まってしまった。

さようなら、無職生活。久しぶりに働く職場はフレックスでさらに週の半分以上は在宅勤務だ。自由に時間をコントロールしながら仕事できることがとても嬉しい。私は決められた時間通りに働くことが本当に向いていない。そして、初めて100%興味がある業界、得意な職種で仕事ができる。しかも服装は自由。

自由、自由、自由。選択権が自分にあることが最も重要だと、2回の転職を経てやっと気づいた。はじめは単に働くことが嫌いな、分かりやすく怠惰な人間だと思っていたけれど、よくよく考えてみれば仕事自体は楽しかった。誰かの役に立つのもやりがいを感じていた。

それよりもオフィスに適した服装をしなくてはならない、この時間までに出社しなければならない、大雨でも出社しなければならない、のしなければならないの嵐にストレスを感じていただけだった。まあでも、実際に働いたら違うな、と感じるかもしれないけれど。自分勝手。でも自分勝手に生きていいと思ってる。

 

今は働く前の身支度をたくさんしている。

covid-19の影響で行けていなかった歯科検診を馴染みの歯科医院に予約をして行った。最低でも半年に1度は歯の状態を見てもらうようにしているけどcovid-19のせいで行けていなかった、ずっと行きたかったのに。

引っ越しの度に歯科医院は変わっているけれど、どこの医院の先生方も私の歯をほめてくれるので昔から歯医者は好きだ。先生方はいつもよく磨けてる、クリーニングするところはあまりない、レントゲンを見てこれは親に感謝だね、と言ってくれる。

始めは褒められても、ただ毎日歯磨きしているだけなのにこんなに褒められるのはおかしいと疑っていたけれど、どこでも言われるので本当なのだとやっと理解した。今は世の中の人は私が思っている以上に歯を磨いていないのだろうと思っている。

虫歯だって歯磨きを毎食すればならないのでは、と思う。でも毎日毎日やること自体が難しいのかもしれない。筋トレと一緒だ。

人はすぐサボるのでサボること前提で暮らしをデザインするしかないのである。

 

歯医者に行く前に本屋に寄った。昔に比べて本屋に行く回数が激減した。

街の本屋もいつの間にか無くなって、そうするといつの間にか本屋に行かなくなっていた。とりあえず雑誌コーナーを冷かして、ふーんこんなのが今は流行ってるのね、と思ったり、コミックスの新刊発売予定表が目に入って、子供のころはこれを真剣に見ていたなと思ったりしていくつか読みたいとおもうような本も見つけた。

新しい本との出会いはいつも本屋だったのに最近は楽天ブックスAmazonが多い。でもネット上での本の出会いに満たされないので、たまにこうして本屋をさまよっている。

 

歯医者の帰りに、修理に出していた靴を引き取りに行く。

CATWORTHスウェードの靴。たぶんもう廃版になっているので大事に修理して使っている。家の近くにあって気になっていた靴屋で初めて修理をお願いしてみた。

靴の修理をするときのお店選びは歯医者と同じくらい慎重になる。一度、急ぎで修理が必要な時にミスターミニットで修理した靴があまりにもひどくてそれがトラウマになっている。それ以来オーダーで靴を製作しているお店にしか修理に出さないようにしている。

今回修理をお願いしたお店のオーナーはみるからに几帳面な職人の雰囲気が出ていてこれは当たりだと確信した。こういう勘は人より働くので自信がある。

案の定、今回お願いしたヒール部の修理も地面に着いた時の不自然な歪みを治すために、一度張替したソールを削るという仕事をされていて、心の中で最高、超有能!とガッツポーズをした。

あと、1つの質問に対して10くらいの知識を返してくれるところも良い。引き続き通いたいと思う。

 

春から夏にかけてのこと

投稿が久しぶりになったので、春から夏にかけてのことをまとめる。

 

1. 中国語の勉強

これは細々と続けている。とりあえずHSK受けようかなあ、とぼんやり考えてるけど最終的な目標は大陸のドラマを聞き取れる、小説を読めるようになる、が目標なので、まあ無難に単語と文法とシャドーイングをしたり。でも英語と比べて学習すること自体がものすごく楽しいので辞めることはないと思う。

今読んでるのはこれ。ふーん、ほぉー、と言いながらさらさら読めてよい。語学系テキストにありがちなこれはこういうもんだから、こう!というテキストではなく、読み手のなんで?に付き合って解説しているところが親切だ。こういう解説なしに言語学のきついよね?納得しないと先に進めない私にはありがたい書籍でした。

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2. 全粒粉パンの研究

covid-19での自粛生活中にパン作りを始めて、とにかく買い物が面倒な私にとってはパンは買うよりも作る方が楽だということが判明。夏になっても週に2回は焼成焼成!しかし作り方は大幅に変わった。手首がひ弱なためこねるのを避ける方法はないかと考え、一昔前に流行ったこねないパンを参考、改良することにした。焼く前の日に計量して水をじゃっと入れてスパチュラで粉と水を混ぜる。ラップして冷蔵庫へ。翌朝ガス抜きせずに優しく何回か折ってまとめて、等分にカット。熱湯とともに230度で25分焼く。以上!米炊くより楽!焼きあがったパンはフランスパンみたいなガリガリ感と中はもちっとしていて本当に良いパン。焼けたパンを半分にスライスして鶏むね肉サンドすると美味しい。

 

3. 家系図の作成

5年前くらいに父方の先祖調査をして、そのあと忙しくて止まっていた母方の先祖調査を再開した。父方は割とすんなりことが進んだけれど、母方はごっちゃりしていてすでにめげそう。市役所の担当者と何度かやりとりしてそろそろ終盤かな、というところまできた。今は戸籍の到着を待っている。わくわく。先祖調査と並行して祖父の軍籍も調べている。こちらは結構混みあってるらしく、申請書を送ったあと待機中のまま。

 

4. 明治~昭和史を勉強

何がきっかけで始めたのか。8月に夫と原爆の話をしてる時に出た話題で、広島原爆投下の日、職場にて後輩が新卒の子に今日何の日かわかるかという話題を振って、その新卒の子は何の日か分からなかった、というやりとりを見て戦争教育とは、、、と考えたことがきっかけだったような気がする。自分たちより若い世代に戦争ってどうして起きたの?背景に何があったの?と聞かれてしっかり説明できる自信がないなあと思い戦前、戦中、戦後の日本を調べたり、まあそうすると当たり前に明治くらいからしっかり振り返らないとこりゃわからんなとなって、今は明治~昭和を振り返ってます。

世界史大好き人間だったので、日本の歴史がどうも苦手で今まで避けていたのですが最近やっと興味が出てきました。鎌倉から室町になるまでとか面白いのね。

 

とりあえず今思いついたのはこのくらい。以上。

 

全粒粉パンの研究

covid-19の影響で、圧倒的に家にいる時間が増え、そして遠出して食べたいものを買うということが難しくなった。美味しくて体に良いパンを気軽に買いに行けなくなった今こそ、いつか挑戦しようと思っていた全粒粉パンを究めたい。そう思って早速作った。

1回目、2回目はネットでレシピを漁りこんなもんかなと思いながら、生地をこね、発酵させ焼く、、、ということをしていたのですが、作業一つ一つの意味を理解していないと作っていて迷いが出てしまうのが嫌だなあと思っていたところ、身近にパン方面に詳しい人がいるではないか!と思い出し、早速工程の意味を何で?なんで?と2歳児のように聞いた結果、ようやく納得してパンを作ることができました。

バターを入れない、かつ全粒粉60%で全粒粉の風味を強く感じられるパンで毎日飽きずに食べられるさっぱりパン。加水率70%なのでふんわりともっちりの間という感じ。

以下、覚書。

材料(丸パン6個分)

日清パン用全粒粉 150g

日清強力粉カメリア 100g

塩 3g

砂糖 15g

ドライイースト(赤サフ) 2.5g

水 175cc

オリーブオイル 15cc

手順

1. 全粒粉、強力粉、塩、砂糖、ドライイーストを計量してホイッパーで均一に混ぜておく。

2. 水を流し入れてこねる。※表面がつるっとして生地を伸ばした時に網目状になるまでこねる(だいたい10分位)

3. オリーブオイルを加えてこねる。(私は全体になじむまでこねましたが、オリーブオイルの風味を生かしたい場合は軽くこねる程度)

4. 丸く整えてボウルにラップをかけて発酵。1時間。

5. ガスをしっかり抜いて6等分にし、丸く成型。

6. オーブン皿にクッキングシートを引いた上に成型した生地と熱湯を張ったマグカップを一緒に配置してホイロ(二次発酵)。15分。

7. 190℃で15~25分(様子を見ながら調整)焼く。

 

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